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海陵島望瞭嶺北洛湾景区
2020-04-06 16:28    Source:
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旧八景その六:拉波風球(海陵島望瞭嶺北洛湾景区)



【憶江南】


朝の光が出て、鷗が沙汀を回る。

岸を打つ波は絶壁をおどろき、天を衝く青い波は球燈をひきひき。

耕海見云風!


当景勝地は海陵島の西南端に位置し、南海に面し、東は大角湾景勝地と接し、西は馬尾山と接している。景勝地内には北洛湾海水浴場、将軍鉄帽山、仙人洞、奇石灘などの景観がある。山は翠林に囲まれて、鳥のさえずりと花の香りがして、山頂に立って眺めて、山下の碧波万頃の海はきらきら光って、船の影は十分に約で、岩礁は千年の波に磨かれて、急峻で、絶壁の削るような海蝕の地形を形成して、壮観です。山頂には「引波棟」があり、木の柱には台風の警報信号である青、黄色、オレンジ、赤などの色とりどりの風を知らせるボールが高く掲げられている。これは昔、地元の漁師が海に出たときの風向計だった。台風を予測する近代的な技術が世に出るまで、ここの人々は先祖代々、この「波風玉引き」で生産生活を営み、受け継がれてきた。